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信のつぶやき
ブログ紹介
 人は、私を「人たらし」と呼びます。(女たらしにあらず)私と会話した人は、ついつい自分のことを話してしまいます。
 スタジオを湯舟だと思っています。人によって湯加減は違います。私の場合、薪の量を加減しながら、その人にとって、いちばん好みの湯加減を作り上げ、いい気持ちで入浴してもらいます。「あ〜いいお風呂だ」と思ってもらえたら最高です。その気持ち良さから、ついつい饒舌になるのです。

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タイトル 日 時
わんこの掛け声
盛岡名物「わんこそば」にトライした。 「わんこ」とは、お椀のことを指すらしい。かつて、この地方には、祭事の際、大勢の客人に蕎麦を振舞うという習慣があった。大人数だと、行渡るまでに蕎麦がのびてしまう。茹でるたびに、蕎麦を小分けして配り、何度も何度もおかわりを出したのが始まりと言われている。 実際のところは、蕎麦を次から次に椀の中に放り込まれ、味わう暇なく、まるで「わんこ」のように、むしゃぶりつき、噛むことなく飲み込むのだ。15杯が盛り蕎麦一杯分と言われている。 一人で食べるのではない... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 1

2008/08/25 20:30
同じ場所
古いアルバムを見た。若き日の曽祖父や祖母や父が写っている。 山高帽に背広姿の曽祖父はかっこいい。鄙にはまれなモボだ。 祖母も毅然としていてりりしい。 芝生に寝転がってポーズを決める父の写真はブロマイドのようだ。 そしてひとつ気づいた。同じ場所でとった写真が何枚のあることだ。 玄関先、庭の縁石、庭の灯篭脇、主にこの3ヶ所で、記念写真が取られている。田舎の母屋は築九十年になるのだが、いまもその場所がそのまま残っている。母屋は、被写体の人々をずっと見つめてきたわけだ。 ふと同じ場所で写真を... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2008/08/15 23:32
田舎の目覚め
けたたましい目覚まし時計ではなく、鳥の美しいさえずりで目を覚ますことが、いかに心地良いことか。 窓を開け放しておくと、朝風が頬をなでてくれて、目が覚める。カーテンが揺れて、風が遠慮がちに部屋の中に入ってくるのがわかる。 田舎の朝は、このようにして始まる。 お盆でもあるので、墓参りに行く。これも朝いちばんで行くと気持ちよい。子どもの頃は、お墓は怖いところだった。当時は土葬だったので、土の下にご先祖さまが、眠っておられることが、身近に感じるどころか、不気味に感じたのだ。いまは、墓参りをするとす... ...続きを見る

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2008/08/14 23:30
いいこといっぱい
いいことは、さりげなく見つかる。さりげなく訪れる。 いいことを見つけたいと、目を皿のようにしていても見つからない。 車で丹波に向かう道すがらのことだ。芦屋に用事があったので、芦屋と六甲を結ぶドライブウェイを通った。くねくねしたカーブが続く。何度も何度も右に左にハンドルを切る。ちょうど夏の夕暮れ時だった。しだいに登っていくにつれ、見晴らしがよくなっていく。木々の間から、神戸の街並みが顔を出した。その一部が、夕陽に染まっている。空を見上げると入道雲が、やはり赤く染まっている。 幻想的な光のショ... ...続きを見る

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2008/08/12 08:43
こんちゃーん
丹波篠山の「昆の村」に行ってきた。入り口の看板に「こんちゃん来てます」とあった。主の大村昆さんが在村している証だ。 喜劇俳優の大村昆さんは、田舎暮らしに憧れて、立杭焼も窯元が立ち並ぶ篠山市今田町に土地を求め、終の棲家にする家を建てた。レトロな看板やポスター、懐かしい遊び道具などを集めて展示する場所も作った。訪ねてきた人をもてなす喫茶店も作った。芸人を目指す人々を養成する「大村塾」もはじめた。その人たちが芸を披露する舞台もある。 縁側に座ると、目の前に二つの小高い山が見える。山の間に日が沈むと... ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2008/08/04 11:44
3分の1のうな重
半年ぶりにブログに書き込む。心が弱ってひいた風邪との折り合いをつけ、4月から、新たな環境の中で、落ちついて書き込むゆとりもなく、今日に至った。 いまは、夏休み。丹波の田舎でくつろいでいる。やはり「ゆとり」は大切だ。心が和らぐことは大切だ。自分の気持ちを書く場が必要なことを、書きながら思う。「忙しい、忙しい」と思わず、ブログで、自分の気持ちに向き合うようにしよう。「忙しい」は、「心を亡くす」ことになるんだから・・・。 さて本題。 84歳の父と、久しぶりに会った。ずいぶん痩せていた。肝臓に病を... ...続きを見る

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2008/08/03 09:50
良薬
一夜にして風邪を引いてしまった。仕事柄、すぐ声の変化に気づかれてしまう。リスナーの皆さんは、風邪のときは、○○がいい、△△が効き目がある・・・と教えてくれる。僕も、僕なりの方法で、風邪を引かないよう水際作戦を立てているのだが、それでも年に1回は、恒例のように水際を越えてくる。引いたかなと思うと、ひどくならないよう対策を講じるのだが、今回は一夜にして、しっかり風邪っ引きになっていたのだ。 食事帰りに、ふと見つけた小さな薬局に立ち寄った。愛用の風邪薬が切れていたので買おうと思って、その名を口にした... ...続きを見る

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2008/02/26 22:55
いつものこと
イチローのプロフェショナルぶりをテレビで見た。高く掲げた目標を成し遂げ、重圧を楽しみ、自分の力を信じ切っている。まさに天才の天才たるゆえんだ。 そのイチローの原動力は、いつものことをいつも通りに行うことだ。7年間昼食はカレーライスと決めている。球場に行く時間もほぼ決まっている。グラウンドでこなすメニューも順番や分量は決まっている。自分のバット以外、他の選手のバッドには一切手を触れない。打順が回るのを待つダッグアウトで、愛用のバットを太股にこすりつけるようなしぐさを毎回見せる。まるでおまじないの... ...続きを見る

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2008/01/02 23:34
アキラさんのほめ言葉
音楽家の宮川彬良さんは、ほめ言葉の天才だ。先日の「アキラさんの音楽ドレミ塾」では、子どもの自由な心こそ音楽の原点だというテーマで放送した。大人になると、人によく見てもらおうと余分なことに気をとらわれるが、子どもはいたって、屈託なく無邪気だ。心のおもむくままに表現する。子どものつぶやく言葉には、はっとさせられるものが多い。子どもの作り出すメロディにも、天分を感じるとアキラさんは言う。 子どもたちのつぶやきソングを募集するコンテストが行われ、アキラさんは、子どもたちから寄せられた90編の力作に、す... ...続きを見る

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2007/11/07 19:37
飛行機乗らずに30年
30年飛行機に乗っていないと言うと、一様に驚かれる。 22歳、大学3年の年、ヨーロッパに1ヶ月滞在したことがある。国から国の移動手段として、否応なく飛行機によく乗った。極めつけは、帰国の途に利用した南回りである。これが、まるで飛行機の各駅停車のように、何度も何度も離着陸するのだ。離陸はまだしも、着陸はいただけない。エレベーターでも遊園地のアトラクションでも降下するものは苦手なのだ。第一、あんな重たいジュラルミンが空を飛ぶことが信じられない。地に足が着いていない感覚が落ち着かない。 以来、なる... ...続きを見る

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2007/10/17 23:21
重なった40年ぶり
同じ日に40年ぶりが重なった。 42年前の小学校の担任(86歳)と、41年前の中学の同級生、38年前の高校の担任と同じ場所で遭遇した。その奇遇に誘われて、小学校と中学校の学び舎を訪ねた。昔と変わらぬ校舎がそこにあった。背丈が縮んで、40年前の自分と出会いそうな気がした。 その頃、住んでいた家のあたりにも行ってみた。距離感がまったく違う。表通りまでほんの数歩で出られた。もっと遠かったように思っていたのは、やはり子どもの足だったのだ。 その日、またもや偶然に東京タワーに上った。小4以来だから、... ...続きを見る

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2007/07/24 18:03
わくわくの意味
「わくわくラジオ」は、文字通り、わくわく探しをしながら、わくわくを共有共感しようという番組である。わくわくすることは、元気の源だ。わくわくすることは、心を躍らせる。 だが、「わくわく」には、もっといろんな意味があることを教えてもらった。意味というより、素敵な解釈といったほうがいいかな。 沖縄県の南風原(はえばる)中学校3年4組の学級通信のタイトルは「わくわく」。 その名にこめられた思いは、ふっとわーく、ほーむわーく、ちーむわーく、ねっとわーく、元気がわく、希望がわく、喜びがわく、笑顔がわく... ...続きを見る

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2007/07/15 11:36
心に響く言葉
ドラマを見ていて同じ日に印象に残るせりふを聞いた。 ひとつは、朝のドラマ『どんど晴れ』。旅館の大女将(草笛光子)と南部鉄器の職人(長門裕之)が縁側で語る。女将修業中のヒロイン(比嘉愛未)の飾り気のない言葉に心を動かされたと職人が述懐するせりふ。「心で感じたことを素直に言えて、それが相手にどう響くかは、心根しだいだ」 もうひとつは、土曜ドラマ『こんにちは、母さん』。舞台は東京の下町の古い一軒家とそのご近所。サラリーマン生活にくたびれた男(平田満)が、数年ぶりに実家に訪れると、70代の母(加藤治... ...続きを見る

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2007/06/09 23:04
わが まま
自分で「53歳でおじいちゃんなんですよ」と言いながら相手の驚きを期待しているところがある。「お若いですね」と言われることが嬉しくもある。 しかし私なんぞは序の口だ。いつまでも若々しさを失わない人はいるものだ。家事評論家の草分け的存在の吉沢久子さんは89歳と聞いて目を疑った。目の前で微笑む吉沢さんは、どう大目に見積もっても70歳。肌は白く皺もなく、会話は明瞭、食欲旺盛、とにかく「年寄り」の雰囲気が見当たらないのだ。吉沢さんに言わせると好奇心が年を取らせないらしい。おいしいレストランがあると聞けば... ...続きを見る

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2007/05/21 23:05
江戸しぐさ
通勤電車に乗っていると、注意事項を告げる車内アナウンスにうんざりする。ほぼ一駅ごとに、車内マナーについて呼びかける。「席は7人掛けです。詰めて座りましょう」「携帯電話はマナーモードで使用してください」「新聞は広げずに読みましょう」「大股を広げたり足を投げ出しするのはやめましょう」・・・これでもかこれでもか、ここまで言うのかと思うほど、注意される。しだいにそのか数は増えているように思う。それだけ気配りのない社会になってしまったということだ。 そんな現状を憂えて、「江戸しぐさ」が注目を集めている。... ...続きを見る

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2007/04/28 22:39
90歳の好奇心
ラジオの大先輩秋山ちえ子さんは90歳。この1年あまり親しくさせていただいている。3日に1度は電話がかかってくる。「格別用はないのよ。どうしてるかなと思って」「声を聞きたくて・・・」まるで恋人みたい。(笑) 徹底した現場主義を貫き、自分の目で見たこと聞いたことをラジオを通して伝えてきた。平和な世の中を維持すること、差別のない世の中を守ること、この2点に秋山さんのメッセージは集約される。58年マイクに向って訴え続けてきた。そのぶれない姿勢はどんなに敬服してもしきれない。その秋山さんに好意を持ってい... ...続きを見る

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2007/04/28 20:05
鍋の中を見よ!
料理家の枝元なほみさんは、エダモンと呼ばれて親しまれている。かわいい声で簡単だけどアイデアに満ち溢れたレシピを紹介してもらうだけで、料理がすごーく身近になる。 前衛劇団の女優兼炊飯係として、いかにお金をかけずに、みんなが満足する料理を作るかに心をくだいてきた。無国籍料理店で、素材の生かし方、スパイスの使い方を身に付けた。「おいしい、おいしい」と言って食べてくれる仲間の一言が、彼女の料理の腕を磨いた。 縁あって、料理家として、メディアに登場した枝元さんは、その道を究めた阿部なをさんと知遇を得る... ...続きを見る

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2007/04/07 21:04
言えなかったありがとう
「あ・り・が・と・う」たったの5文字で心が通い合う素敵な言葉なのに、親や夫や子ども・・・どうも家族には面と向って言いにくい。友達や先輩後輩、同僚にも、照れくささも手伝い、ついつい省略してしまいがちだ。 人にはそれぞれ言いそびれたままの「ありがとう」がある。いつかチャンスがあれば伝えたいと思っているうちに、時が過ぎてしまったという人が多いはずだ。 この本には、65の「言えなかったありがとう」がある。言いそびれただけではない。相手が他界して、言いたくても言えない人もいる。読んでいると熱いもの... ...続きを見る

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2007/03/25 23:40
春が大好きなわけ
季節でいつが好きかと問われたら、ためらわず春と答える。何月が好きかと問われたら、ためらわず4月と答える。この時期には、そこかしこに「新しい」が満ち溢れている。 真新しい教科書の匂いが大好き。新学期に教科書が配布される日は嬉しくてたまらなかった。この日は、家に飛んで帰って、わくわくしながらページをめくったものだ。 「春宵一刻値千金」春の宵、桜の木の下をそぞろ歩きしているだけで、うきうきしてくる。短い華やぎの時だけに、一入の共感が持てるひとときだ。 春の山並みを見ていると、山が笑っているように... ...続きを見る

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2007/03/25 23:14
引き際の美学
鎌倉小町通りにあるレストランのことは以前書いた。「かんたくん」が修業していた店だ。 お箸で食べるフランス懐石。一品一品手をかけ工夫をこらしたメニュー、食べ終わった後も眺めたくなるお皿。少し小難しい顔をしたご主人は、必要以上の世辞は言わないが、献立には絶大な自信を持ち、楽しんで料理していることが伺い知れる。横でやさしい笑みをたたえる夫人を店内では「マダム!」と呼ぶ。そんな店の雰囲気が気に入り、鎌倉に行くたびに訪ねていた。その店が、22年の営業にピリオドを打ち、閉店するという。 閉店3日前に店を... ...続きを見る

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2007/03/19 20:55

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